1月5日(ポセイドンとレジ袋)

歯医者の待合室に「当院では清潔な水を使うためにポセイドンを導入しました」とあり、ポセイドンとは、診察台に付いている蛇口や治療に使うホースから綺麗な水を出す為の装置らしい。

幾ら綺麗な水を出すからといって、商品名がギリシア神話の海神とは、ロックバンドがアルバムタイトルに「Monster」と付けてしまうくらい、思い切ったことをしたなと感心した。

 


レジ袋が有料になってからだいぶ経つけれども、果たして袋の消費量は減ったのだろうか。

ほとんどの人は買い物で貰える袋をキッチンの生ゴミ入れ等に使っていたはずで、貰えなくなった代わりに100均で50枚入りポリ袋を買う羽目になっている。レジでの配布分と、それに伴って買うことになった分と、全部をひっくるめたら有料になる前とプラスマイナスゼロな気がしてならない。

そう言えば、レジ袋を「ビニール袋」と呼んでいたのは私だけだろうか。昔はポリ塩化ビニル製の「ビニール袋」だったが、今はほとんどがポリエチレン製のもので、つまり現在のレジ袋は「ビニール袋」ではなく「ポリ袋」である。

恐らくみんな、有料になってみて初めて、ポリ袋の存在意義に気付かされている。

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