アズサてやんday

from rokujoma

9月13日(生肉と日曜日)

朝起きて洗面所へ行くと、タオル掛けに生肉が掛けられていた。脂身の多い豚ロースである。洗った顔をうずめると、分厚くてフカフカで心地良い。擦らなくても、肌の水気を素早く吸収してくれる。これなら、家中のタオルを生肉にしてやりたい。

 

先日、「延々とペンで画用紙を描き埋めていく」夢を見たので、じゃあ実際にやってみようと思い立った。A4サイズの上質紙に、ゲルインクペンでひたすら線を描いていく。弧を大量に並べると棒のように見えたので、画面中を棒で埋め尽くすことにした。埋め尽くすと言っても、描くスピードも遅ければ集中力も続かないから、なかなか埋まらない。こんな調子で、1日目は5分の3くらいを埋めて終わった。

そして今日である。机の上の描きかけの紙は、遠目からだと畳のようである。棒の列というよりかは、何かを編み込んだ生地にも見える。画面を埋める作業がどれだけ面倒かは過去にも昨日にも散々思い知らされているので、微塵もやる気が起きない。椅子に体育座りして、ペン片手にぼんやり紙を眺めていたら、いつの間にか夕飯の時間になってしまった。この世で1番、生産性無く、無意味な日曜日であった。